小笠原の旅

【時期】5月頃

【期間】1週間

【場所】小笠原村・父島

【移動】フェリー、レンタサイクル

【目的】海水浴、自然散策、島生活


こんにちは!今回は小笠原の旅をご紹介。なんたって1度いったら1週間は帰ってこれません!社会人だと相当気合入れないと実現できないだろうなぁと思ったので、学生最後の年に滑り込みで行きました。結果、とても楽しかった!・・・すると「また行きたいなぁ」なんて思いも芽生えつつあり、社会人になっちゃいましたけど結局また行ってやろうと思ってます(^^;)


さて旅メモです。


小笠原は東京の竹芝桟橋というところからフェリーでいく方法がほぼ唯一です。飛行機もありません。人に聞いたところ、フェリー以外の手段は伊豆半島から3日ほど海上泊をしながらのヨットだとか(^^;)えぇ…


実際小笠原諸島は遠いのです。東京から1000km南下しなければなりません。フェリーも25hもかかります。このフェリーには客室のグレードが5段階ほどあり、一番安いもので片道2万円ちょい(学割あります!)で一番高いもので6万円ちょい(豪華な個室)でした。


学生の私は当然最安グレードですが、このグレードは足がギリギリ伸ばしきれないくらいの雑魚寝スペースが割り当てられます(^^;)ただし共有スペースがいっぱいあるのでご安心を。レストラン、バー、ソファスペース、展望デッキなどなど。レストランは結構ボリュームがあって美味しかったですよ~。大きい船なので揺れはさほどありませんでした。…といいつつも何故か乗船してすぐに仲間とジグソーパズルを始めた私は酔いました(~~)アホでした。展望デッキの眺めはすごいですよ。360°遥か彼方まで海しかない!酔い覚ましにどうぞ~笑


そうこうしていると(といっても25hですが)小笠原村・父島につきます!本州から島へのアクセスはこの船しかないので、多くてもフェリー最大収容人数しか来ません。ということは人で溢れるという事態は起きにくい!小笠原は日本で4箇所しかない世界自然遺産のスポットですが、人だらけにならないところがかなり魅力です!


自然に関しては文句ありません!大陸と地続きになったことがなく日本のガラパゴスとも言われています。山には固有種(ここにしかない種)の植物が生い茂り、海は文句なしで美しい!ビーチがどこも綺麗で人が殆どいないのでプライベートビーチ状態です。ビーチごとに個性があって(中には沈没船が埋まっていて、そこが魚の住処になっていたりします)揃いも揃って全部綺麗!また、さらに南下すると硫黄島がある場所でもあるので、戦争の爪痕もあります。砂浜にはカーチス(だったかな?)のエンジンの残骸が埋もれていたりします。


私たちは一軒家を借りて1週間自炊生活しました。これはこれで楽しかったです。スーパーに食材を買いに行ったときは、地元のおばちゃんが「今週は卵ないのよ~」とか言ってました。私たちが乗船したフェリーに食材など生活雑貨も積まれており、ここにないものは少なくとも1週間はお預けのようです(^^;)この感じも非日常的で面白いです。自炊でなければいけない、なんてことはありません。レストランや宿などもそこそこの数あります。レストランなんかはどこもおしゃれです。


そうそう、ウミガメの産卵が見れました。なんとなくのイメージで探すのって大変なのかと思ったのですが、夕食後に近くのビーチに出かけて僅か5分で見つかりました笑 貴重でしたね~(産卵の邪魔はNGですので、そっと見守りましょう)。


ちなみに私たちは島を自転車で回りましたが、結構体力が必要です。そもそも島って地形的に大体勾配がキツいのです。原付が運転できるならそちらの方が良いと思います(私たちは自転車好きな一行だったのであえて自転車にしました)。ちなみにフェリーには輪行袋に入れていれば自転車積みもOKです。


どうでしょう。小笠原は時間も体力も使うので、日本旅行でもかなり特徴的な旅になるかと思います。1度くらい体験してみても良いと思います~